ブシャール結節は難病指定?そう思う理由と根拠
【ブシャール結節は難病指定されているのでしょうか?】このブログで考えてみた
この記事をご覧頂き、ありがとうございます。私が抱えていたこの病気について解説をしていきます。
まだ気が付いていないその指の関節がもしかしたら「ブシャール結節」という病気かもしれません。
ブシャール結節は、第2関節の軟骨の変性により、関節の隙間が狭くなり、骨が摩耗することで起こります
ブシャール結節は、関節近くの骨の変形であると考えられています。具体的には、関節の周りにできる小さな骨の塊を指します。これは、関節の軸を変えることなく、骨が増殖することによって形成されます。ブシャール結節は通常、指や手首などの関節に見られます。
この結節の主な原因は、関節の炎症や関節リウマチなどの関節疾患です。また、遺伝的な要因や加齢による変化も関与している可能性があります。
ブシャール結節の症状には、関節の腫れや痛み、機能の制限、そして指の変形が含まれることがあります。適切な治療法は、症状の重症度に基づいて決定されますが、一般的には炎症を抑えるための薬物療法や物理療法が行われることがあります。
しかし、注意しなければならないことは、正確な診断と適切な治療法を得るために、医師や専門家に相談することです。彼らは最適なケアプランを提案することができます。
もしそのような症状や懸念がある場合には、早めに医師に相談することをおすすめします。
実際に私の中では「ブシャール結節は難病指定である」と考えます。
しかし難病指定はされてはいません。何故なら次の章で解説をしていきます。
難病指定とは
難病指定とは、「難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)」に基づき、厚生労働省が定めた制度です。この制度では、以下の4つの要素全てを満たす疾患を難病と定義しています。
- 発病の機構(原因)が明らかでない
- 治療方法が確立していない
- 希少な疾患である(がん、精神疾患、感染症、アレルギー疾患等、個別の施策体系が確立している疾患は含まれない)
- 長期にわたる治療を必要とする
令和3年11月1日現在で、411の疾病が難病に指定されています。
このように法律で定められている内容にあるように
原因が明らかではないは当てはまる。
治療方法が確立していないは当てはまらない。
希少な疾患であるには当てはまらない。
長期にわたる治療を必要とするには当てはまらない。
上記のようにすべてに当てはまらない為「難病指定」とはなりません。私の中では難病に当てはまるのかと思っていましたが現に手術をしリハビリをしてブシャール結節は痛みがほぼなくなっています。
最悪の状態に悪化したので手術を6回行っています。詳細記事は下記をご覧ください。
ブシャール結節の手術はした方がいいと思った(最悪の場合)
まずはブシャール結節については、手術が行われることもあります
手術の必要性は症状の重症度や日常生活への影響によって個別に決定されます。
そして手術の目的は、関節の痛みや機能制限を改善し、症状を軽減することです。
ブシャール結節の手術は通常、以下のような方法で行われます。
- 第一に結節の摘出:結節が炎症を引き起こしている場合
そして関節の周りにできた骨の塊を摘出することで症状の軽減が図られます。 - 関節形成手術:結節によって関節の形状が変形している場合。
そして骨を再整形する手術が行われることがあります。
したがってこれにより関節の正常な形状が回復します。なお痛みや機能制限が改善されることが期待されます。
指の関節の痛みが悪化し我慢できず相談の上手術で変形も回復しました。
そのうえ、手術の方法や手術後の経過については、個別の症例によって異なる場合があります。
そのため、ブシャール結節の手術を検討している場合は、詳細な情報を専門医に相談することをおすすめします。
医師は、あなたの症状と疾患の進行度に基づいて、さらに最適な手術オプションを提案することができます。
私は今回がもう4回目の手術なんですが、再手術の個所もあるので多少の不安もありながら名医に任せているので、手術後のリハビリだけが長いため心配しています。手術自体はそれほど心配はないです。
指の手術は何度も行いましたが全部違う指です。一度に全部の指は手術は不可能ですので、長い日数がかかると思います。
それから、手術によって明るい未来が待っていると思うと待ち遠しく思えます
私が手術をして固定具を暫く装着をするようになりますが手術をしない人でも効果的な装具は結構沢山ありますが一部をご紹介しますので、もしも悩んでいるのであれば痛みを軽減する意味でも使用をお勧めします。
ブシャール結節に良いとされる器具・固定具
リハビリでは握力も回復させたいので指の力を鍛える道具も沢山あります。ご参考に!
ブシャール結節まとめ
症状
- 指の第二関節(PIP関節)の軟骨が摩耗し、関節の変形、腫れ、屈曲が起こる
- 痛みは必ずしも伴うとは限らず、全く痛みを感じない人もいる
- 進行すると、関節を動かすことが難しくなる
- 稀に関節に水が溜まる
- 日常生活に支障をきたす場合もある(例:雑巾が絞れない、ペンや箸が使えない)
原因
- 明確な原因は不明
- 加齢、女性ホルモンの減少、遺伝、手の酷使などが関係していると考えられる
治療
- 根本的な治療法はない
- 症状を抑えるための保存療法が中心
- 保存療法:
- 関節を固定する装具
- 消炎鎮痛剤
- ステロイド注射
- ヒアルロン酸注射
- 手指の運動療法
- 保存療法で改善が見られない場合は、手術療法を検討
予防
- 手の使いすぎに注意する
- 適度な運動をする
- バランスのとれた食事を心がける
- 肥満を避ける
似た症状
- ヘバーデン結節:指の第一関節で起こる変形性関節症(最初にこの症状が多いと思いますが、そこで予防していきましょう)
- 一説では、珈琲の飲み過ぎが良くないらしいのですが、私は若い時から良く珈琲を飲んでいました。それが実際に本当に関係があるかどうかは分かりませんが、ほどほどがいいとされています。飲み過ぎに留意をしましょう!
最後までお付き合いくださりありがとうございました。この病気についての記事を沢山執筆し理解と共感を得て、今悩んでいる方たちのお役に立てたら幸いです。
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